2008年07月03日

モンスーン・ゴア

今回はやっぱり電車についていなかったらしく、予定より6時間半遅れてSangameshwarに着いたときにはもう夜。私は初めてインドを旅行した時、電車が全く遅れなかったことに若干がっかりして、「本に書いてあるようなワイルドなインドの旅ってのは今は昔の話なんだなー」と古き良き時代に淡い郷愁を覚えたほどでしたが、当時の私に安心するように伝えてあげたい。まだまだインドの鉄道はワイルドでした。そんなわけで、Ganapatipuleのビーチにも興味はあったのですが、1週間しか休みの無いサラリーマン旅行者にとっては時間が惜しいので、次の日には寄り道せずにゴアを目指すことにしました。

モンスーンの緑は、ちょっとにせものみたいな、絵の具の黄緑色みたいな単純で素敵な色をしています。草枕風にいうと、モンスーンの緑のエキスを抽出して、それをピルにして、そのピルを液状に溶かして、その液体を蒸発させて出てきた蒸気が毛穴から体中にしみこむ感じ。そんなふうに新緑にとろけつつ、読んでいるのは数ヶ月前からこの休暇中に読もうと決めていた「カラマーゾフの兄弟(上・中・下)」。今(中)にさしかかったところですが、これはほんとにドラマが満載で、こんなリラックスした旅行中じゃないととても読めなさそうです。ボンベイに帰るまでに読み終えたいところ。

さて、脈絡がありませんが、私は今Vagatorにいます。ここ数日、ChaporaやAnjunaを散歩して、ビールを飲んだり魚を食べたりして、のんきに過ごしています。そうそう、ボンベイでの私たちのお気に入りのPort wineは、No.11ですが(No.9はダメ)、昨日、ゴアに親戚がいるという職場のインド人が前に進めてくれたNo.7を飲みました。ほのかなシナモンの香り?何か、クリスマスって感じでおいしかった!これはお土産にしようと計画中。

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「泳ぐな危険」

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Vagatorで宿泊中のゲストハウス

シーズンオフのゴアは初めてだけど、ずばりイイ!雨は朝と夕方にシャワー程度に降るくらいで、日中は晴れているし、人はいないし、緑はきれいだし、非常に気持ちいいです。ゴア×旅行者の数=パーティー度数だとすると、ゴア÷旅行者の数=贅沢度数。私がこんな数学的な公式を使って物事を捉えようとするなんて、さすが、ゴアでは頭が冴えるみたいですね。私はどちらも好きだけど(とにかくゴアが大好きだ!と声を大にして言いたい)、今は贅沢度かなり高めで、ちょっともったいないくらいです。別にモンスーン中のゴアにも、もっと観光客が来てもいいようなもんだけど、みんな見事にマナリとかラダックに行ってしまうんですねぇ。去年の夏の山はすごい混雑ぶりだったもんなー。この旅行者+旅行者産業のカシミール人やネパール人の大移動、なかなか興味深いです。

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魚を釣る人々

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人形

昨日歩いて行ってきたAnjunaのビーチサイドは、ゴーストタウンみたいに店が閉まっていました。ビーチの北の端のほうで小さなマーケットをやってたけど、水曜日だったし、あれがモンスーン版のフリーマーケットなのかな?トランスミュージックなんて全く聞こえてきません。Vagatorのビーチロードでは、ありがたいことに、お客がほぼ皆無なのにもかかわらず、今も何件かレストランが開いています。昨日はちょっとファンシーなかんじの(でもクッションカヴァーはそろいのテディベア柄でしたが)お店でディナー。ゴアでは旅行者が動物にやさしいのか、食事をしていると猫がひざに飛び乗ってくる勢いで餌をねだるし、犬がペロペロなめてきたりふざけて噛み付いてきたり、気が気じゃありません。昨日のディナーも猫から魚を守ることに必死でした。そういえば、ゴアってこんなに牛が多かったっけなーってくらい、牛もうろうろしています。ボンベイって牛が少なかったんだなーと再認識。犬も怪我してたり病気だったりする率が高いし、都会の暮らしはきっと動物にもタフですね。

そんなふうに、昼寝の後のぼんやりした頭で遠いボンベイに思いをはせつつ(まだまだあそこに帰るなんて想像できない!)、あと半分、しっかりのんびりする予定です。
posted by tamako at 22:43| Comment(3) | TrackBack(0) | インド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わー、いいなー。くぅぅぅ。
一週間いるだけでもかなりノンビリ出来そうだ。魚料理ってどんなのがあるの?やっぱフライとかカレー?焼き魚とかないの?
Posted by Ai at 2008年07月05日 12:52
ぬおぉぉぉ。インドの地理がまったく分かりませんが、高揚感が伝わるわ。
そのまま電車で日本まで来てください。
Posted by wakana at 2008年07月05日 16:48
ぐわぁぁぁぁぁ。
帰ってきました。

あいさん(隣にいますが)、

魚はね、ムンバイみたいにマサラとフライだけれはなく、いろいろバラエティがあったよ。旧ポルトガル領なので、地中海風の味付けだというレモンバター風味で出てきたり、Xacuti(http://en.wikipedia.org/wiki/Xacuti)とかVindaloo(http://en.wikipedia.org/wiki/Vindaloo)というポルトガル+ゴアミックスの料理もおいしいです。グリルの魚も出してくれるよ。
あなたも、モンスーン中にぜひ!

わかなちゃん、

インド亜大陸の西海岸の真ん中らへんがボンベイで、そのちょっと下がゴア。途中に出てくる地名は、その途中。(って説明になってないですか?)
地図→http://www.mapsofindia.com/maps/india/india-political-map.htm
上のほうにあるJammu&Kashmir州とか、Himachal Pradesh州の観光地が、夏場はにぎわってます。

そう、高揚感。なんかこれを書いている時どきどきしてきて、途中から何を書いているのかも分からなかったくらいです。ゴアパワーだ。
インドの鉄道が日本まで延びてたら、絶対帰るのに!
Posted by tamako at 2008年07月07日 18:18
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